「パール祭」13年ぶり復活 

 115社が加盟する日本真珠輸出組合(神戸市中央区)は、世界最大規模の真珠流通拠点「パール・シティー」である神戸をPRするイベントを13年ぶりに復活させる。外国産との競争や円高で厳しい情勢が続いていたが、ブランドの再構築や最近の円安が寄与し、輸出額は回復傾向に。追い風を生かして、発信力を高めるのが狙いだ。

 「パール祭」と銘打ち、真珠の日の6月1日と2日に神戸市中央区の日本真珠会館で開く。真珠のネックレスやティアラを身につけた写真撮影会や、真珠にちなんだ洋菓子の販売、アクセサリーの手作り体験などが行われる。初日が午前10時~午後7時、2日目が午前10時~午後5時。入場無料。

 神戸港がアジア有数の貿易港だったことや、六甲山に反射する太陽光が品質の識別に適していたことから、神戸では古くから真珠の加工、輸出などの産業が栄えた。

 同組合は、1981年から毎年「パールプリンセス」のコンテストなどを開催。しかしその後、円高やバブル崩壊に見舞われ、輸出額は85年の約850億円をピークに年々減少し、コンテストも2000年に終了した。

 同組合の内海芳宏専務理事は「環境保全の観点からも注目が集まる真珠。デザイン性を高めて、若者にも神戸が誇る真珠文化を知ってもらえれば」と話している。(神戸新聞NEXTより)

 イベントの問い合わせは同祭事務局TEL078・333・0905
 日本真珠輸出組合HP
 神戸パールミュージアム