【フィリピン】の真珠業界、欧米市場の回復に期待

真珠業界関係者はこのほど、需要減に伴う供給過剰がもたらした価格下落により、厳しい経営環境にさらされている現状を明らかにした。最大の市場である欧米の景気が回復しない限り、業界の低迷は継続するとの見方を示している。

16日付マラヤによると、南シナ海産の真珠販売価格は最大で50%の下落を記録。国内最大手ジュエルマー(Jewelmer)など各社の営業に深刻な影響を及ぼしているほか、有力な流通経路を持たない小規模業者は1個当たり20米ドル(約1,760円)の安値で取引に応じるケースも報告されているという。

さらに約500人の従業員を抱える企業の関係者は、価格下落に加えて燃料コストの増大が経営を直撃していると指摘。「厳しい状況下で8年以上も損失を回避しながら何とか利益を生み出し、営業を続けてきた」と苦しい胸の内を明かした上で、「需要増につながる欧米市場の早期回復に期待したい」とコメントしている。


NNA.ASIA
フィリピンの経済ビジネス情報 2013年1月17日(木曜日)