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黒蝶貝真珠について

南国産の黒い瞳。
乙女の瞳のような漆黒の珠ができたとしたら・・・
それは長い間人類の夢でした。
そして、それを実現させたのはクロチョウ貝です。

真珠を愛した大島康夫の詩に、

指に光れる黒真珠
秋に結びし露なれや
はた若き日の憂かな
珠はくもりて風を呼び
人の嘆きを伝うとか
ああ秋風は吹きすぎて
若き命はかげるとも
語らば一夜黒真珠

と、ややセンチメンタルに歌われています。
でも、上質の黒真珠は漆黒の面に七色の虹のような光りがほの見えて、
何とも云えぬ高貴な美しさを持つものです。
この黒真珠の母貝は、すでに述べたクロチョウ貝です。
ヨコ10cmタテ12cmくらいで、アコヤ貝よりかなり大きく、シロチョウ貝よりは小型です。
貝殻の内面には黒色ないし金銅鉄色の真珠層が見られ、
この真珠層を生む細胞が黒真珠を造り出すのです。
ちなみに、クロチョウ貝の産地は
インド洋、南洋諸島、フィリピン、台湾、沖縄、鹿児島に分布しています。

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