ホーム >真珠の知識・研究・記事・考察 >金属光沢の謎を解く(メタリック真珠)

金属光沢の謎を解く(メタリック真珠)

可視光線が金属に当たった場合、
光と逆の位相で振動するたくさんの電子が存在するため、
光が金属の中深く侵入できない。
金属の表面の浅い層(だいたい0.01ミクロンμ)に入射した光のエネルギーは、
ほとんど損失なくそのまま反射されるのでよく輝くのである。

金のように色がついている金属の場合、
束縛電子が不完全な電子殻をつくっているため、
青紫色の部分に共鳴周波数をもっており、
その色を呼吸し黄や赤の色を強く反射するので金色に輝く。

銀色に光る金属では、紫外部に共鳴周波数があるので、着色の原因にならない。

金と銀の反射スペクトル

金は表面で、赤色と黄色の光を強く反射し、
緑色の光は幾分内部にしみ込むが、
ある薄い層を通過する間に吸収されてしまう。
一方銀は、スペクトルの中で可視領域の大部分の光を強く反射するが、
紫外部でもかなりよく透視する。

『レーザーと光』(共立出版)1971より

Copyright(c) IWAKI PEARLS Inc. All Rights reserved. Produced by ITY co., ltd.