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御木本幸吉の発明

御木本幸吉が発明した真珠養殖法とは

御木本幸吉は明治29年に特許権を取得しておりますが、これは半円真珠の特許です。
特許第2670号:真珠素質被着法(明治27年9月13日出願、明治29年1月27日取得)(PDF)
主だったところを要約抽出しますと
「本発明ニ使用スル所ノ核ハ真珠ト比重ノ著シキ差等ナキ物資即チ硝子、 陶磁器介殻又ハ下等ノ真珠ヲ球形ノ小粒トナシテ球又ハ一所切落ジノ球ヲ作リ食塩ヲ以テ之ヲ磨クカ又ハ濃厚食塩水中ニ之ヲ浸ニ然ル後生活セル真珠貝ノ中ニ挿入シテ真珠素質ヲ被ラシムヘキ方法」

現代文に訳しますと、
「真珠に近い物質、例えば硝子、陶磁器、貝殻または下等の真珠を球形の小粒と成したるもので球(核)を作り、これを球のまま、または一部切り落としを設けてその転動することを防ぐようにし、食塩にて磨くか又は濃厚な食塩水に浸したあと、生きている貝の中(外套膜に接して)に挿入し、この核に真珠質が被るように真珠(層)を作る方法」と訳せます。

此の特許からわかるように、御木本幸吉が始めて取得した特許は
「半円殻付き真珠」の産出法です。
此の手法が後の「真円真珠」に繋がって行きます。
その後もさらに御木本幸吉名義の発明は続きますが、
それは養殖技術に留まらず道具(養殖カゴ)など多岐に渡ります。

特許明細書

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