トップページ最初にお読み下さい簡単連絡イージーメール発送、決済方法◆ ◆IPPIN!のお店はこちらでですリンクページただいま募集中です
 




まぐろ船 ----1999年 4月 20日

国内の遠洋マグロはえ縄漁船663隻の2割にあたる132隻の解体が3月末から始まった。減少すマグロを保護するため、国連食糧農業機関(FAO)が昨秋、全世界で2―3割の漁船削減を決めたのに対し、日本も従うことにしたためだ。解体によって、日 本漁船の年間水揚げ量は約2割の4万トンが減る。マグロ船で国内最大の基地、宮城県気仙沼市で、操業停止や失職に見舞われた船主、漁船員の表情は暗い。
青森、広島、福岡各県に集中する解体業者の工場では、いま解体作業が本格化している。

青森県八戸市の岸壁で、気仙沼市と北海道室蘭市のマグロ船2隻が、カニのはさみのような先端を持つ巨大な破砕機で船体をひきちぎられていた。

「船主がこんな光景を見たら悲しくて涙を流すよ」。顔をタオルで覆い、ヘルメットをかぶった中古船舶解体業の社長は言った。この会社が解体する船は現在までの契約で12隻。1隻の解体に1カ月から1カ月半かかるから、秋ぐらいまで、破砕機の音が絶えないことになる。
もっとも、解体に回した気仙沼市のある船主は感傷にひたる気分ではない。「寂しいけど、今は乗組員や事務員の再就職や債権者のことで頭がいっぱい」水産庁や大蔵省などによる減船処理交付金は1隻当たり1億2400万円。標準的な船で造船には4― 5億円かかっており、借金が残っている船主も多い。
減船のうち、気仙沼港の船は65隻とほぼ半分を占める。船主が地元に住み船籍がある37隻と、同港を基地に船員を雇っていた他県船籍の28隻だ。職を失う地元の船員は約600人とみられる。
再就職のあっせんをしている東北運輸局気仙沼海運支局の窓口。「ほとんど求人がないのにどんな就指導ができるのか」と、くってかかる人もいる。59歳の離職船員は、娘の学籍証明書を見せながら、「教育費を稼ぐためにも働かなければならない」という。

運輸省がまとめた漁船員の有効求人倍率は0.12倍(昨年12月現在)。10人の求職者に対して、求人は1人余りだ。
中学卒業後、この道に入った気仙沼市の元漁労長(55)は、ハワイ沖で操業中の1月中旬、船主から減船の連絡を受けた。「予想もしていなかった。これからもマグロ船に乗りたいけど、あてはない」。家族4人は、これまでの蓄えや雇用保険に頼る生活だ。
減船に伴う減収は造船、鉄工、漁具卸業、漁船への食料納入業者へと広がっており、その規模は20億円ともいわれる。人口6万2000人の市に重くのしかかる。

Pだんな!の同級生の数人は、中学を卒業するとかつお船に乗り込み遠洋航海へと旅立ちました。 あれからウン十年
みんな元気かなぁ〜

ホームに戻る
「ひとりごと」の扉へ
 次の日記へ