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「花珠論 お客様からの手紙」----2000年 4月19日

 

岩城真珠の大切なお客様、ウプレティ 美樹さまからお返事がありました。

Pだんな! ミセスパール さまへ

質問掲示板+いるか新聞を読みました。うーーん、花珠論争難しいですね。

素人の意見で恐縮なのですが、私は自分の持っている(数少ない)真珠は全部「私の花珠!」 と思っています。いわゆる「これは花珠ですよ」と云われたり、鑑別書に明記されたものは残 念ながらひとつも持っていないに関わらず.....です。

私って図々しいですねぇ。でもね、海の中で母貝が大事に育ててくれた真珠さんですから、そ して養殖業者さんや真珠屋さん・宝石屋さんが丹誠込めて作り上げて下さったものですから。 しかも「縁」あってネパールくんだりまで来てくれた真珠さん!もちろん素人目で見てもこっ ちの方が輝きがいいなぁ....って感じの比較はしますが。

祖国を離れた身としては、日本の海で育てられネパールに来てくれた真珠は、すべて「愛し い」っていうものです。

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ところで、いるか新聞を読んでいて疑問に思ったことがあります。

(以下引用)
●真珠の品質基準に対する考え方
真珠業界では浜揚げ入札には大まかな品質基準があります。
一級品
   花珠
   選別珠
二級品
   スソ一級 (丸系、セミ丸系、中巻き以上)
   スソ二級 (変形、シミ珠、金色)
   スソ三級 (変形、中巻き以下)
クリーム金色系      (クリーム金色だが、巻き良し、丸、瑕少なめ)

(引用終わり)

ここでスソ2級とクリーム金色系.....で、「特に金色が明記されている」のは何故なの でしょう?

と言いますのは、私はほんの少し金色かかったクリーム色の真珠が一番好きだからです。日本 ではクリーム系が一段低く見られていると云うことも聞いております。

私自身は、連れ合いの宗教(ヒンドゥー教)における1番めでたい色「赤」のサリーを祝い事 ・パーティーでよく着ることがあり、ホワイト・ピンクよりクリーム・ゴールドのあこや真珠 を気に入っています。(南洋真珠の派手なゴールドは好きになれませんが)

お忙しいところ恐縮ですが、ご教授いただけましたらうれしいです。また、一般的な評価を教 えていただくことによって、今自分が持っているクリーム・ゴールド系の真珠を嫌いになった りはしませんので、ご忌憚のない情報・ご意見をいただけませんでしょうか。

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今日、ネットサーフィンをしていてふと、ダイヤ・ネットの記事を見つけました。岩城さんは ダイヤモンドの世界にも飛躍されていくのですね。

真珠とダイヤ.....インド・ネパールでも「ヒラ(ダイヤ)・モティ(真珠)」っていう のが宝石の代名詞です。色石も素敵ですが、やはりダイヤと真珠って王様と女王様ですよね。

今後のダイヤ・ネットの立ち上がりに期待しています。時代の転換期、価値観の多様さ、ブラ ンドに惑わされない本物の追求、本当に価値ある一品の追求....という点で、岩城さんを はじめとするインターネットの宝飾店のいくつかは、従来の宝飾店にはないユニークさと信頼 感がある!と、私は思っています。

私自身、巨額の富を持っている大富豪でないのが残念なところですが。うーーん、宝石に囲ま れた優雅な暮らしとはほど遠い、インタビューマイクとカメラ三脚を持って走り回る生活、し かも横を見ると、巨大な体をしたカメラ亭主がぶいぶいビデオを回している毎日です。

なんだかとりとめのない文章になってしまいました。お許し下さい。

新規事業の立ち上げでお忙しいと思いますが、くれぐれもご自愛の上お過ごし下さい。

            ウプレティ 美樹 拝
***************************************
Miki UPRETI (^o^)v upreti@
E.P.C. 7301, Kathmandu, NEPAL


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Miki UPRETI さま こんにちは、岩城真珠・Pだんな!です。
いわきたつおの「花珠論」へのご感想ありがとう御座います

今回の花珠に対する私の考えは、一つの賭けでした。
どちらかと言えば取り上げたくなかったのですが、 色んな方面から同じ質問が多く、批判を覚悟で掲載しました。

「これが花珠だ!」と私が言えば
  「なんでお前が決めるのだ!」と業界から批判が来る
お客様が他店にて高いお金で買った真珠を持って相談に来られて
「これは花珠ではありません、通常の品です」と言えば夢を無くすし、
販売店からも
「仕入れ先が花珠と言ったから花珠だ!何を言うか」と苦情が来る。

良くありがちなのは高い金額で購入したから、最高の品との勘違いです
良い品と最高の品は違います。良い品は確かに良い品だが花珠と言えない(^_^;)
何か禅問答のようになっちゃいますね
繰り返しますが【花珠】とは、本当に俗称で確固たるものではありません。 だから、当店で販売する真珠に対しては、岩城真珠の【花珠規格】で表示します。

前置きが長くなってしまった(^_^;)ご質問の件です。
> 一級品
>    花珠
>    選別珠
> 二級品
>    スソ一級 (丸系、セミ丸系、中巻き以上)
>    スソ二級 (変形、シミ珠、金色)
>    スソ三級 (変形、中巻き以下)
> クリーム金色系
>      (クリーム金色だが、巻き良し、丸、瑕少なめ)
> > (引用終わり)
> > ここでスソ2級とクリーム金色系.....で、「特に金色が明記されている」の は何故なの > でしょう?
> > と言いますのは、私はほんの少し金色かかったクリーム色の真珠が一番好きだから です。日本
> ではクリーム系が一段低く見られていると云うことも聞いております。

ここでの仕分けは入札会の名称です。 和具入札会(スソ一級と三級の入札会)と言うような使い方をします。
金色でも出来の良いものは一級品選別珠に入りますし、 またあくまでも名目上の仕分けでスソ二級がスソ一級より価格が安い・品質が劣るとの基準ではありませ ん。

――ポイント――
真珠の仕上げ加工のひとつに「シミ抜き」があります。 これは真珠の特性で、貝の体内で形成された真珠には核と真珠層の間に不純物などがあり、それら不 純物を取り除く加工を施します。
手法内容は各企業秘密にしておりますが、弱過酸化水素水を用います。
詳しく申しますと、養殖期間約8〜20ヶ月の間に、0.38μ〜0.45μの真珠層が2,000枚 から5,000枚形成されていくわけですが、その成長過程で上で色々な要因で「シミ」 や汚れが付着します。これを先ほどの処理液に浸し2・3ヶ月の期間を持ってゆっくり 汚れを取ります。
過酸化水素水とは、消毒液のオキシフルと同じ成分です。 オキシフルは過酸化水素濃度3%ですが真珠処理には1〜3%程度の濃度を使用しま す。 この液で長いものは1年近くかけて処理します。 この処理の際、なかなかシミ抜きが出来ないのが「金色」「クリーム系」です。 だから簡単に処理できるホワイトピンクに人気が集まります。
加工屋さんにとってはお金になる期間の長い「金色・クリーム」よりも「白色系」を入手し ようとするのです。
こんなところにもホワイト系・ピンク系が好まれる原因があります。

真珠関連に従事している方で養殖現場に近い人は「金色・クリーム系」が好きな方が多く。売り場に近い人ほどピンク系のような気がします(^_^;)

最後に ウプレティ美樹さま ありがとう御座います。

 

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