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プロの真珠選別(プロでも見間違いはある)

宝石業者に「これは、ニセモノですね。」と言われ、
その後2〜3分見て「あっ!やっぱり本物です。すみませんでした。」と訂正されました。
色を見てニセモノと思ったのでしょうか?

以前弊社でも同じ様な事がありました。
うす巻きの珠の表面に艶だしコーティングがなされていましたので、一見した時に見間違えたのです。
もちろん、すぐに訂正して、ご説明申し上げました。
艶だしコーティングとはイミテーションで使われるものですが、
まれに本真珠にも行うところがあるようです。
この模造品は、一度アコヤ貝の体内に核を入れ真珠を作り(短期間)
その真珠を取り出しパールエッセンスからなる皮膜を塗って
厚みのある(輝きのよい)真珠として販売します。
薄巻き真珠は真珠層の重なりが薄いので傷などは少なく形が良い反面、
てり(輝き)の良いものは少ないためです。
逆に、巻きの厚い高価な真珠の場合、大切に扱いたいが為に
「キズが付かないようにコーティングを施す」例もあります。
今回ご質問のような例ですと、
真珠が薄くコーティング塗布されていたのでは?推測されます。
(現物を見てませんので勝手に解釈してます)
これらは厳密に言えば手を加えてありますので模造品としますが、
「ニセモノ」だと言い切るにも無理があります。
(本音を言えば、自然の海と貝から出来た真珠に出来るだけ加工はしないで欲しいです)

最後になりますが、宝石業者でも真珠に詳しい業者さんは少ないです。
私たちも同じですが真珠以外はあまり詳しくありません。
ダイヤはダイヤ専門の業者さん。
エメラルドはエメラルド専門の業者さんが居ます。
宝石業者だと言って全てが分っている人は少ないと思ってください。
私がルビーを見せられてもコランダムの一種だと見る程度、基本的知識しか無いの同じです。
宝石の真贋判定は時代と共に進歩します。
出来る限りプロに目利きをお願いする方が安心だと思います。

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