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グレー真珠 〜 ナチュラルパールの染め

「染め」のグレーパールを最近よく見かけます。
コバルトをあてるとか、染色機で染めるとか言うのですが、
どちらが正しいのでしょうか?
もし両方ともあるのなら、価値と値段の違いはありますか?
人工的に付けた色は落ちないのでしょうか?教えて下さい。

無機質の真珠に色をつけることに関しての処理方法は、
核と真珠層の間に染料を流し込み着色する方法と、
コバルト60と言う放射性物質からのガンマー線を照射して
真珠の核の部分をグレーに着色する方法があります。

この場合ではごく薄いブルー色ですので更に染料で着色します。
これをコバルト着色(インキ染め)と呼んでます。

この事からお解りのように、市場には

1. 自然の色
2. 放射線着色で作られた色
3. 染料による淡い着色

が、流通してます。
黒真珠系にみられる硝酸銀による着色は肉眼でも比較的見分けがつきますが、
ブルーの淡い色の判別は分光光度計などの機材が必要です。

価格は、元になる真珠(淡い色をしたものか、クリーム系の真珠が多い)の価格に
処理代金が加算された値段です。
一般的に低価格の真珠に処理を施す事が多いのですが、
元になる真珠に良質の真珠を使えば素晴らしいナチュラルパールが出来上がります。
この場合は当然それなりの価格になります。

耐久性の説明は処理業者の質によりまちまちで一概に言えません。
通常の場合は色落ちの心配は大丈夫だと考えております。

最後にごく少数ですが、最初から色のついた核を使用して
ナチュラルやレッドパールを作る方法があります。
この際の核は、珊瑚を丸めて使用したものや
炭酸カルシュウムで作ったセラミック核を使用したものです。
ただ通常の真珠よりはるかに割高になってしまうので今は誰も作らないと思います。

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