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真珠のネックレスの糸はステンレスワイヤーか絹糸か

真珠のネックレスの糸として、ステンレスワイヤーと絹糸ではどちらが真珠の為に良いのですか?

「真珠のため」と考えると私たちは絹糸をお薦めしたいのですが、絹糸は耐久性に問題があります。
しかし、さほど真珠のサイズが大きくなく、マメに糸替えをなさるなら絶対に真珠に優しく装いも美しくなります。
絹糸で組み上げたネックレスのラインはワイヤーでは味わうことが出来ない優雅さがあります。
最近はクレモナ(ビニロン)やテトロン(ポリエステル)素材の糸をネックレス用に使用していますので、
耐久性は格段に向上しました。
然しながら、10ミリを超えるような大珠のネックレスは
重量があり、使っているうちに使用糸が伸びてしまう為、ワイヤー糸の使用が多くなります。

南洋真珠など大きな真珠ネックレスに使われることの多いワイヤー糸は、
その剛性のために背中に廻った留め金具から胸元に行くまでの肩のラインが少し浮き上がります。
それと糸が伸び縮みしないために真珠の珠が擦れて傷つく可能性が高いです。
その為にシリコン等のクッション材を真珠と真珠の間に使うことが多いです。
最近は細く柔らかい特性のワイヤー糸も多くなりましたので仕上がりも優しく、
厳密にどちらが良いとは言い難いですね。
個人的には、7ミリ・8ミリのネックレスなら糸での組上げ、
10ミリを超えるようなボリュームあるものはステンレスワイヤーが良いのではと考えております。

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