アーカイブ 12月, 2013

新春 ミキモト真珠発明120年

火曜日, 12月 31st, 2013

鳥羽市のミキモト真珠島で、今年のミキモト真珠発明120周年を記念して製作されたミキモトパールクラウン「DREAMS&PEARLS」が、1月18日まで特別展示されている。

「12輪の夢の花」をイメージしたデザインで、アコヤ真珠や天然メロ真珠、黒蝶真珠など5種類102個の真珠、計約108カラットのダイヤモンド、サファイアなどが使われている。構想から完成まで約2年かかった。販売はしていないが、価格は5億円相当という。

展示会場のパールプラザ内では、製作工程の動画も公開されている。

真珠島の「珠の宮」前では1月1~3日の午前10時から、先着300人の来場者に真珠カルシウム入りの「真珠ぜんざい」が振る舞われる。
問い合わせはミキモト真珠島(0599・25・2028)。

「DREAMS&PEARLS」

「DREAMS&PEARLS」





宇和海産真珠の入札会

火曜日, 12月 17th, 2013

今年2013年度真珠入札会が、12月14日愛媛県宇和島市の県漁業協同組合連合会 宇和島支部で始まった。
「越物」(1年以上養殖)と呼ばれる1級品が主で、6~10ミリの真珠816点が入札にかけられる。

売買成立は量、額とも前年度を下回ったが、最も取引が多かった7ミリ玉の平均単価は1割程度アップし、県漁連は「上々のスタート」と評価した。

この日の初日入札は、神戸などの真珠加工・販売業者20社から約50人が参加。
6~9ミリの130点が出品され、7ミリを中心に121点・約68キロ(前年度比17%減)、1億505万円の取引が成立した。

入札会は全国各地で2月25日まで開かれる予定。

nyusatsu20131217

真珠の品質をチェックする加工業者
14日午前、宇和島市築地町2丁目
愛媛新聞OnLineより






巻き方と海水温は無関係

金曜日, 12月 13th, 2013

貝に似た「有孔虫」-DNA解析などで判明・信州大

ごく小さな巻き貝のような形の動物プランクトン「有孔虫(ゆうこうちゅう)」の殻は温かい海域では右巻き、冷たい海域では左巻きになると考えられてきたが、巻き方と水温は関係がない可能性が高いことが分かった。信州大の氏家由利香研究員と浅見崇比呂教授が12日までに英ロンドン動物学会誌電子版で発表した。
 石灰質の殻を持つ有孔虫は約5億年前に出現し、化石は地層の年代や過去の海水温を推定する手掛かりとされている。浅見教授は「右巻きか左巻きかだけで過去の海水温を推定する方法は見直しが必要だ」と話している。
 今回調べたのは、世界の海に広く生息する有孔虫の一種「グロボロタリア・トルンカツリノイデス」(直径約1ミリ)。西太平洋や南北大西洋、インド洋で採集されたこの種のDNAを解析した結果、殻の形が似ているだけで、実際には5種に分類されることが判明。うち3種は、同じ種なのに右巻きと左巻きの両方のタイプが存在した。
 さらに採集された海域の水温を調べると、巻き方との間に対応関係はなかった。
 海中にプランクトンとして浮遊する有孔虫は殻の形から約50種に分類されるが、DNAを解析すれば100種以上に分かれる見込み。
 浅見教授は「有孔虫は人工飼育が難しく、研究が進まなかった。世界で初めて人工繁殖を成功させ、交雑実験を行って右巻き、左巻きの遺伝子の仕組みを解明したい」と話している。(2013/12/12-15:25)

グロボロタリア・トルンカツリノイデス有孔虫(ゆうこうちゅう)の1種「グロボロタリア・トルンカツリノイデス」(直径約1ミリ、向きを変え顕微鏡で撮影)。殻の形で1種とされていたが、DNA解析で5種に分かれ、右巻き・左巻きと海水温は無関係と判明した
(浅見崇比呂信州大教授提供)