アーカイブ 7月, 2013

かまぼの廃棄物と真珠貝の肉片で魚醤

水曜日, 7月 31st, 2013



 愛媛県の官民が連携し、かまぼこと真珠の製造時に出る廃棄物を利用し、液体調味料の「魚醤(しょう)」を開発した。かまぼこの原料となる魚の骨などと、真珠を採取した後のアコヤ貝の貝肉を使用し、発酵させて調味料をつくる。魚の骨とアコヤ貝の貝肉は含有成分が異なり、うまみが増すという。廃棄物を削減するとともに、新たな特産品にすることを目指す。

 開発には練り物製品を製造する中村かまぼこ店(愛媛県宇和島市)と同市の養殖業者、県の研究機関「愛媛県産業技術研究所」が協力した。中小企業基盤整備機構四国本部も支援した。

 魚醤の製造はかまぼこの原料となる魚のエソの骨や頭部などを、塩水としょうゆ用の麹(こうじ)に漬ける。これとは別に、真珠採取後のアコヤ貝の貝肉をミンチにし、同様に塩水としょうゆ用の麹に漬ける。それぞれ約4カ月間漬けて、発酵させる。発酵時の温度が違うため2つを分けて製造し、最後に混ぜ合わせて魚醤にする。配合割合は調整中で、8月中に決める。

 2種類を配合するのは成分に違いがあるためだ。エソの骨などを原料とする調味料はうまみ成分の「アミノ酸」が豊富。一方、アコヤ貝の貝肉には糖分の「グリコーゲン」が含まれ、調味料に適度の甘みが加わる。2つを混ぜることでうまみと甘みがある魚醤ができるという。

 中村かまぼこ店は8月末から仕込みを始める。魚骨など1キログラムから魚醤が2.5~3リットルでき、1キログラムの貝肉からは2~2.5リットルができる。同社は約100万円で製造装置を2台導入。年50~100リットルの生産を見込む。

 発売は来年4月を予定する。宇和島市にある同社の直営店や自社のサイトなどで販売する。製造設備を順次増強して生産量を増やし、スーパーや百貨店での販売も目指す。みそ汁や魚介系のパスタなどでの利用を見込んでいる。

 中村かまぼこ店では同魚醤で2015年8月期に売上高約350万円を見込む。販路拡大などで17年8月期には約2850万円にすることを目指す。事業が拡大すれば真珠の養殖業者は貝肉の供給で、年40万円の収入増につながるという。

 宇和島市では江戸時代からかまぼこなど練り物が作られてきた。真珠は同市を中心に愛媛県が生産量日本一で、全国の37%を占めている。練り物、真珠ともに特産地だけに加工後に出る骨や貝肉などの廃棄物処理が課題となっていた。中村かまぼこ店では廃棄物の処理に年63万円かけている。廃棄物を原料に商品化することで、コストの削減と新たな収益にすることを目指す。


愛媛県産業技術研究所
日本経済新聞社  地域ニュース > 四国
2013/7/31 12:00





オーストラリア北部沖に沈んだ真珠採取船「サンヨウマル」

月曜日, 7月 29th, 2013

Sanyo Maru wreck in Australia’s custody as an enduring reminder of Japan’s presence in our pearlshell industry

THE only known wreck of a Japanese pearling mothership in Australian waters will be safeguarded by a 200ha protection zone, says Federal Heritage Minister Mark Butler.

The Sanyo Maru sits on its keel in 27m of water 60km off the Arnhem Land coast.

On July 1, 1937, the Sanyo Maru was heavily overloaded with cargo and a crew of 20 when hit by a storm, and sank. Two crew members died.

Mr Butler said the Sanyo Maru was significant, not only because it was the sole wreck of a Japanese pearling mothership, but because of the site’s remarkable condition and the significance of its archaeological relics.

“The unique collection of relics at the site can provide us with unparalleled insight into the operation and technology of the pearl shell trade during the 1930s and the day-to-day lives of the crews,” Mr Butler said.

Japanese Ambassador, His Excellency Yoshitaka Akimoto, said the move was welcome and would help remind people of the long ties between the two countries.

The Sanyo Maru was a steel ship used to support a fleet of pearling luggers.

At the height of the pearl shell industry 190 pearling luggers were operating in the Arafura Sea, with each lugger averaging a crew of 14.

The pearling motherships provided food, diesel fuel, timber for cooking and freshwater to the luggers. Australian and foreign crews from all pearling vessels were not permitted to make landfall.

Protection zones prohibit all entry without a permit.

Brian Williams
The Courier-Mail
July 29, 2013 12:00AM

三洋丸の草履
【AFP=時事】オーストラリア政府は28日、70年以上前にオーストラリア北部沖で沈没した日本船を、歴史遺産として海底で保存することを決定したと発表した。

豪シドニー湾に沈む旧日本軍の特殊潜水艇、何者かに荒らされる

 この日本船「サンヨウマル(Sanyo Maru)」は、昭和初期に真珠漁の母船として活躍。真珠採取船に食料や飲料水、燃料などを供給していたが、1937年に季節外れの暴風雨に巻き込まれて沈没した。当時、同船は採取した大量の真珠と乗組員20人を乗せていたが、助かったのは真珠を取る潜水夫1人とパーサーの2人だけだった。

 現在、サンヨウマルは豪北部セントラル・アーネムランド(Central Arnhem Land)沖60キロの水深27メートルの海底に沈んでおり、船体は安定した状態という。

 マーク・バトラー(Mark Butler)環境・国家遺産・水担当相はサンヨウマルについて、「オーストラリアの歴史の重要な一部として、この貴重な難破船を確実に保存しなければならない」と述べ、船の周囲200ヘクタールを保護海域に指定すると発表。「オーストラリアの真珠貿易をめぐっては、歴史的にも現代においても情報が欠けており、サンヨウマルを保存する必要性は非常に高い。船内に残る遺物は、オーストラリアと日本が共有する海洋史の重要な遺産だ」と説明した。

 バトラー国家遺産相はまた、サンヨウマルの状態は非常に良いとして、「船内の遺物の数々は他に類を見ず、1930年代の真珠貿易の実態や技術、さらには同船で航海を続けながら真珠を採取していた乗組員たちの日常について、これまでにない深い見識を提供してくれるだろう」と保存の意義を語った。【翻訳編集】 AFPBB News

船内の様子




真珠養殖の体験学習会

火曜日, 7月 23rd, 2013

 東京大学とミキモト 真珠貝など磯にすむ生物への理解を深めてもらおうと、三浦市三崎町小網代の東京大学三崎臨海実験所で20日、小学生対象の真珠養殖の体験学習会が開かれた。同実験所と宝飾大手のミキモトが共催するイベント。県内外から4~6年生の20人が参加した。

 子どもたちが体験したのは、養殖に使われるアコヤガイの生体の内部に、貝殻を削った小さな球体(核)と、貝殻をつくる器官(外套(がいとう)膜)の小片を一緒に入れる「核入れ」と呼ばれる作業。貝の生体の内部に入った核を、分泌物が時間をかけて丸く覆っていき、光沢を持った真珠となる。

 都内から訪れた5年生の児童(10)は「真珠が人の手で養殖されてできることを初めて知ったので面白かった」と話していた。核の入ったアコヤガイは実験所前の磯で育てられ、順当に進めば年明けにも真珠が出来上がる。

 実験所は1886年の設立で、初代所長の箕作(みつくり)佳吉博士がミキモト創業者の御木本幸吉と養殖真珠の共同研究に携わった。三浦半島西部の磯には現在も天然のアコヤガイが生息している。

ミキモト、世界5都市で「真珠に関する意識調査」実施。

水曜日, 7月 17th, 2013

真珠発明120周年を迎えた「ミキモト」は、今年2月世界5都市で「真珠に関する意識調査」を実施した。
調査対象となったのは、東京、ロンドン、パリ、ニューヨーク、上海在住で、真珠のジュエリーを一つ以上所有する、20から50代の女性。各都市200名、合計1,000名が回答した。

真珠のジュエリーを着用する機会は、5都市平均で「結婚式」がトップ(55.1%)で、「ディナー」(39.6%)、「デート」(22.5%)が続く。東京のみ「結婚式」(67.0%)に次ぎ「葬式」が第2位(62.0%)となり、「ディナー」(13.0%)と「デート」(8.0%)は低い数値に。真珠のジュエリーの着用頻度は、東京を除く4都市平均では「月に1回以上」が67.1%を占めたが、東京は「年に1から3回程度」と「全く、またはほとんど着用しない」の合計が6割以上に(62%)。東京では、真珠が冠婚葬祭に着用するジュエリーと捉えられており、そのため着用機会も少ないことが判明した。しかし、東京の女性達も「ディナー」(39.0%)や「記念日」(30.5%)、「観劇・演奏会」(23.8%)などの大切な場面で着用したいとは考えている。


真珠ジュエリーの着用機会真珠ジュエリーの着用機会

所持している真珠ジュエリーの着用頻度所持している真珠ジュエリーの着用頻度

真珠ジュエリーの着用頻度。東京と4都市の比較真珠ジュエリーの着用頻度。東京と4都市の比較

今後着用したいシーン今後着用したいシーン

所持している真珠ジュエリーアイテム所持している真珠ジュエリーアイテム

欲しい真珠ジュエリーアイテム欲しい真珠ジュエリーアイテム

真珠ジュエリーを購入したい場所真珠ジュエリーを購入したい場所

着用の参考にしているもの着用の参考にしているもの

入手方法入手方法

ファーストパールの入手方法ファーストパールの入手方法

ファーストパールを手に入れた年齢ファーストパールを手に入れた年齢

洋服とジュエリーを重視する割合洋服とジュエリーを重視する割合

真珠のイメージ真珠のイメージ

真珠の好感度真珠の好感度

真珠が好きな理由真珠が好きな理由

好きな宝石好きな宝石




1粒1億円「黒蝶真珠」 13日から展示・販売

金曜日, 7月 12th, 2013

 最高級の「黒蝶真珠」の展示・販売会が13、14日、宝飾店の京都寺内本店(京都市中京区烏丸通四条上ル)で開かれる。

 最高価格のものは、クロチョウガイの真珠養殖が盛んなタヒチの政府主催コンテストでグランプリを受賞した一粒で、直径11・8ミリ。真珠専門店の清美堂真珠(東京都)が所蔵している。参考価格は1億円で、購入希望者がいれば、商談に応じる。ほかにも多数展示する。

 入場無料。午前10時半~午後6時(最終日は午後5時半)。

Bpearl

京都新聞【 2013年07月11日 22時41分 】