真珠養殖事業法

2月 14th, 2012

平成10年3月31日に廃案になった真珠養殖事業法の草案意義を今一度見直す必要が有るかもしれない、廃案から14年が経とうとしているが、その間の真珠養殖業者の衰退は時代背景だけが原因ではあるまい。
条例に足枷が多いのは事実であるが、草案でその必要性があったから書き加えたのだと推定される。
今の真珠養殖業者に何が必要で、その必要なものの順位と時間(すぐ必要なのか、後で良いのか。すぐ結果が出るのか、時間が掛かるのか)と予算を纏める必要がある。
それと中小の養殖業者の勉強会の必要性が考えられる。旧態依然とした運営では残念ながら生き残れないだろう。


真珠養殖事業法
(目的)
第1条 この法律は、真珠貝及び真珠の養殖を助長し、並びに真珠の品質の向上を図り、もつて真珠の輸出の促進とこれによる国民経済の発展とに寄与することを目的とする。

(定義)
第2条 この法律において「真珠養殖事業」とは、真珠貝若しくは真珠を養殖し、真珠を加工(金属類を附加して製品とする場合を含まない。)し、又は真珠の核を製造する事業をいい、「真珠養殖事業者」とは、真珠養殖事業を営む者をいう。

(施術数量目標の公表)
第3条 農林水産大臣は、毎年、真珠業績事業審議会の意見をきいて都道府県別及び核の大きさ別の真珠貝の施術数量目標を定め、公表するものとする。

(計画の提出)
第4条 農林水産大臣は、省令の定めるところにより、真珠養殖事業者に対し、毎年、その営む事業につき、その計画の提出を求めることができる。

(計画についての助言及び勧告並びに資金のあつ旋)
第5条 真珠養殖事業者は、前条に規定する計画を定めるについて、農林水産大臣の助言を求めることができる。この場合には、農林水産大臣は、必要な助言をしなければならない。
2 農林水産大臣は、第3条の規定により定めた目標を達成するため必要があると認めるときは、真珠養殖事業者に対し、前条の規定により提出した計画の変更について勧告することができる。
3 農林水産大臣は、第1項の規定による助言又は前項の規定による勧告をした場合において、必要があると認めるときは、当該助言又は勧告に応じて真珠養殖事業を営む者に対し、当該事業に要する資金をあつ旋するものとする。

(真珠貝の養殖事業者に対する助成)
第6条 農林水産大臣は、左の各号の一に掲げる事業を行う漁業協同組合又は漁業協同組合連合会に対し、予算の範囲内において、必要な助成を行うことができる。
1.真珠貝の種苗の生産又は真珠貝の稚貝若しくは成貝の育成
2.真珠貝の生息場所の底質の改良

(真珠貝の標準価格の公表)
第7条 農林水産大臣は、真珠貝の養殖を助長するため特に必要があると認めるときは、真珠貝の標準価格を定めて公表することができる。

(真珠の検査)
第8条 真珠(真珠製品に用いた真珠を含む。)は、省令の定めるところにより、国の検査を受け、その結果を省令で定める様式により表示したものでなければ、輸出してはならない。ただし、標本用その他農林水産大臣が定める用途に供するために輸出する場合であつて、農林水産大臣の許可を受けたときは、この限りでない。
2 農林水産大臣は、前項の検査及び様式に関する事項につき省令を定める場合には、あらかじめ当該事項につき通商産業大臣に協議しなければならない。

(再検査)
第9条 前条第1項の規定による検査の結果に不服がある者は、その検査の完了の日の翌日から起算して30日以内に、省令の定めるところにより、再検査を申し立て、再検査の決定に不服があるときは、その取消しの訴えを提起することができる。
2 前条第1項の規定による検査の結果に不服がある者は、前項の規定によることによつてのみ争うことができる。

(検査手数料)
第10条 第8条第1項の規定による検査を受けようとする者は、実費を勘案して政令で定める額の検査手数料を納めなければならない。

(報告の徴収及び立入検査)
第11条 農林水産大臣は、第5条第3項の規定による資金のあつ旋を受け、又は第6条の規定に基く助成を受けた真珠養殖事業者に対し、当該資金の使途又は助成の成果を確めるため、必要な事項に関し報告を求め、又はその職員に、真珠養殖事業者の事務所、事業所その他の場所に立ち入り、真珠若しくは帳簿書類その他の物件を検査させることができる。
2 前項の規定により立入検査をする職員は、その身分を示す証票を携帯し、関係人にこれを呈示しなければならない。
3 第1項の規定による立入検査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。

(真珠養殖事業審議会の設置及び権限)
第12条 この法律の規定によりその権限に属させた事項その他真珠養殖事業に関する重要事項を調査審議するために、農林水産省に真珠養殖事業審議会(以下「審議会」という。)を置く。

(審議会の組織等)
第13条 審議会は、農林水産大臣が任命する委員7人をもつて組織する。
2 委員の任期は、2年とする。但し、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
3 審議会に会長を置き、委員の互選により選任する。
4 会長は、会務を総理する。
5 審議会は、あらかじめ、委員の中から、会長に事故がある場合に会長の職務を代行する者を定めておかなければならない。
6 委員は、非常勤とする。
7 前各項に定めるものを除く外、審議会の議事及び運営に関し必要な事項は、審議会が定める。

(罰則)
第14条 第8条第1項の規定に違反した者は、3年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。
 
第15条 第11条第1項の規定による報告をせず、若しくは虚偽の報告をし、又は同項の規定による検査を拒み、妨げ、若しくは忌避した者は、6箇月以下の懲役又は5万円以下の罰金に処する。
 
第16条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、前2条の違反行為をしたときは、行為者を罰する外、その法人又は人に対しても各本条の罰金刑を科する。但し、法人の代表者又は人(人が営業に関し成年者と同一の能力を有しない未成年者又は禁治産者であるときは、その法定代理人とする。)がその法人又は人の代理人又は使用人その他の従業者の当該違反行為を防止するため相当の注意を怠らなかつたことの証明があつたときは、その法人又は人についてはこの限りでない。


  昭和27・3・25・法律  9号  
改正昭和53・7・5・法律 87号--
改正昭和58・12・2・法律 78号--
改正昭和59・5・1・法律 23号--
廃止平成10・3・31・法律 37号--





第2 回日本ジュエリーデザインコンペンション

12月 16th, 2011

テーマ「元気」
心身の活動の源となる力、「元気」がテーマです。
単純明快な単語の裏に何を読み取ることができるか?東日本大震災後の、日本や世界のさまざまな不安を明るい方向へ導くためにジュエリーにおける「元気」とは、どのようなアイディアがあるのか?デザイン画とコンセプトで表現して下さい。
デザインの原点に立ち返り、多くの方々から自由で柔軟な発想を募集いたします。

応募内容  テーマ「元気」に沿ったジュエリーデザインを応募
応募資格  個人、グループ、法人を問わず。国内の応募に限る
選考基準  提案性、創造性があること。未発表のデザインであること。
応募締切  2012 年2 月16 日(木)
応募料   2,000 円(1 作品につき)
賞・賞金  グランプリ 1 名(副賞5 万円)
       準グランプリ3 名(副賞2 万円)
       クリエイティブ賞5 名(副賞1 万円)
       奨励賞   5名

応募用紙(詳細)http://www.jjda.or.jp/compe/2011/APPLI_JDC_11.pdf


27回ジュエリーアート展 公募
応募内容  未発表の装身具・貴金属・宝石からあらゆる素材の使用可
応募資格  個人、グループ、法人を問わず。国籍は問わず。
選考基準  創造性、独創性、提案性があること。素材技術が的確であること。
応募締切  2012 年2 月16 日(木)
応募料   一般部門 10,000 円
      under26  5,000 円
賞・賞金  大賞 1 名(副賞20 万円)
      優秀賞 2 名(副賞5 万円)
      Under26 1 名(副賞5 万円)
      審査員特別賞 2 名(副賞2 万円)
      奨励賞   10 名

2012年日本ジュエリーアート展 応募登録書 http://www.jjda.or.jp/compe/2011/APPLI_JA_11.pdf

”Pearls in Baroque” 「バロックの真珠たち」

10月 24th, 2011

美しい音と、豊かな音楽性で定評のある天野乃里子が、アムステルダムのGeelvinck美術館にて、11月6日(日)、午後4時45分より、CD リリース記念、チェンバロのソロのコンサートを行います。


日時:2011年11月6日(日)16:45から
場所:Museum Geelvinck, Keizersgracht633, Amsterdam

チェンバロとは鍵盤を用いて弦を爪弾く撥弦楽器(はつげんがっき)であり、その音色には天にも届くような複雑多様な倍音が含まれ、近年人気を帯びてきたグランドピアノを小さくしたような楽器。
天野乃里子は、桐朋学園ピアノ科を卒業後、慶応義塾大学文学部美学科へ編入学。
同大学卒業後、90年チェンバロ勉強のため渡欧。ハーグ王立音楽院を経て、アムステルダム スウエリンク音楽院を演奏家ディプロマを得て卒業。その後ケルン音楽大学にても、研鑽を積む。
現在、オランダを中心にヨーロッパ各地あるいは日本にて、ソロ、およびアンサンブルのコンサート、レコーディングなどで活躍中です。

今回は、バッハのインベンションから1番、4番など数曲を予定。バッハの時代、まだ、ピアノはなく、もともとチェンバロのために書かれている曲を、本来どういう響きがするものであったか聴くことができる。その他、バッハの傑作、荘厳なるパルティータ6番など。
また、今年、大災害があった東北地方の被災された方々を追悼して鎮魂曲を異なる作曲家より3曲を予定している。

真珠の「巻き」測定装置

10月 20th, 2011

 豊橋技術科学大(愛知県)と浜松市の検査機メーカー「浜松メトリックス」などは19日、真珠の品質計測装置を開発し、11月から販売すると発表した。鑑定士が2日かかる1万粒の選別を4時間で行うことができる。三重県によると、真珠の粒を傷つけずに「美しさ」を計測できる機器の実用化は世界初という。

 一般に真珠の美しさは、光沢を表す「照り」と、真珠層の厚さを示す「巻き」などで評価される。同大は、真珠に発光ダイオード(LED)の光を当てて反射や透過の状態を計測することで、照り・巻きの優劣を数値化することに成功した。

 計測装置は、1粒ずつ手動で測定するタイプ(80万円)と、自動で大量に測定できるタイプ(250万円)の2種類で、目標販売台数は計300台。養殖業者の仕分け作業や、宝飾店での品質保証などでの利用を想定しているほか、海外の鑑定士養成校からは既に注文を受けたという。

 浜松市内で19日、記者会見した浜松メトリックスの一藤克己社長は「測定の精度が認められ、真珠の品質を示す国際基準となることを期待する」と話し、三重県水産研究所の青木秀夫主幹研究員は「国産真珠の品質の高さを客観的に示すことができる。鑑定士の人手不足解消にもつながる」と述べた。
(2011年10月20日 読売新聞)


浜松メトリックス http://www.metrix.co.jp/
豊橋技術科学大  http://www.tut.ac.jp/

アンガディア

10月 18th, 2011

「アンガディア」という言葉は、インドでは「信用できる人間」を意味する。
そしてそれは同時に、ダイヤモンドを秘密裏に運搬する人々の代名詞でもある。

インド西部、グジャラート州メウサナ地区の、ある小さなコミュニティの人間のみアンガディアとして雇われ、125年もの間、ムンバイとグジャラート間を、かつてはラクダで、今では列車で旅してきた。
彼らは武器も持たず、ダイヤモンドの包みをバッグや洋服の下に着た肌着に入れて運ぶ。
その沢山のポケットの付いた肌着の上に羽織る民族衣装の名前から、アンガディアと呼ばれるようになったのだと言われている。

現代では、シャツにズボンという目立たない格好で、毎日違う交通手段、路線や時間を変えて、彼らはダイヤモンドを運ぶ。 

かって三重県の志摩地方は真珠の本場として、世界中の人々を集めていた。
アメリカ人の商社マン、インド人のバイヤー、フランスのデザイナー、真珠を核に色も言葉も違ういろんな人種が集まり、志摩には輝きがあった。
また、この志摩から伊勢や神戸、香港・NY・パリへと真珠を運ぶ男たちがいた。
志摩の男たちはアンガディアと同じように、武器も持たず、懐に真珠を抱き、世界中に旅立った。

アンガディアの会社は60社あり、2千人以上が働いている。これまでダイヤモンドを盗むような背任行為は起きていない。
あるアンガディアは言う。「我々の知り合いしかアンガディアにはなれない。そうしないと我々の名誉や職業を守ることはできないからだ。」


アンガディアのシステムが最高に素晴らしいとも言えないが、我々が彼らから学ぶべきものは多い。
そのひとつが、かってはみんなが持っていたであろう、真珠に関わる私たちの誇りなのかもしれない。


BS1<発掘アジアドキュメンタリー>
ダイヤモンドの運び人 アンガディア (再放送決定)
11年10月20日 木曜深夜[金曜午前 0:00~0:50]

あこや貝の閉殻(へいかく)力測定

9月 30th, 2011

志摩市の県水産研究所は、真珠養殖で使うアコヤガイの自ら貝殻を閉める力(閉殻(へいかく)力)を、荷重計で測ることで優良な貝を選別する方法を開発し、特許を取得したと発表した。閉殻力が強いほど、死ぬ率が低く、良質の真珠を作る傾向にあることに着目し、同研究所は「近い将来、真珠養殖の現場で普及させ、生産性の向上を図りたい」と話している。(中村和男)

 養殖真珠の品質を高めるには、優良なアコヤガイを用いることが重要だが、貝の健康状態は外観だけで判別することが難しい。そのため、同研究所は三重大大学院生物資源学研究科県産業支援センターと共同で、閉殻力を測定することで効率的に養殖できる方法を探った。

 アコヤガイは夏場の高水温の時期に死ぬことが多いため、実験は夏季に1か月間実施した。閉じた貝殻を1センチこじ開ける力を約30秒間測定した結果、貝が死ぬ率は、1重量キロの閉殻力では80%だが、3重量キロでは21%、5重量キロでは4%と下がった。閉殻力の強弱は遺伝することが明らかになっており、閉殻力が弱い貝を育てるのをやめることで効率化が図れるほか、親貝の選抜手法としても有効としている。

 また、5、6月に真珠の核入れ手術を行う際は、同様に測定し、2~4重量キロの場合が、シミや傷の少ない高品質の真珠ができることも分かった。閉殻力が強過ぎると貝が破損するため、従来から核入れ前に貝の機能を低下させ、閉殻力を弱くするようにしてきたが、具体的な数値を使えるようになった。
(2011年9月29日 読売新聞)









資生堂の中国戦略に「ネット販売」

9月 22nd, 2011

資生堂が、「中国でのネット通販事業開始」を発表した。
資生堂の並々ならぬ意欲。
それは市場開拓の方法に現れている。

【資生堂リリース情報】
資生堂は今年度から3か年計画で、中国での新事業を展開する。
まず、9月15日に専用サイトを開設して、中国の消費をリードする若い「80後」世代の自然派志向層を主なターゲットとして販売を行う。
取扱商品はスキンケア14品目。価格帯は90元から230元。
このサイトでは、問い合わせの受付やオンラインカウンセリングも行う。
資生堂は、来年4月からWebマーケティングを本格的に展開し、実店舗との連携を図る。
 また、グローバルブランド「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ」「ベアミネラル」の3ブランドを育成し、500億から1000億円規模のブランドを複数有するグローバルマルチブランドカンパニーを目指す。
今年の12月には新たに「TSUBAKI」を中国へ導入する。
このほか、ヘルスケア事業のコラーゲンドリンクの発売、デパート、化粧品専門店での販売強化や人材育成などにも注力する。

資生堂 夢をかなえる人材育成プロジェクト 告知ポスター
【リリース情報 ここまで】資生堂 夢をかなえる人材育成プロジェクトWEBサイト

通販事業についてはサイト開設のほか、問い合わせを受けるコールセンターの設置や、オンラインカウンセリングなども実施されるとのこと。
顧客のニーズを細かく採取、そこにカウンセリングを加えることで「囲い込み」を実現してゆくという考え方なのようだ。
この通販事業以外にも、新たなブランド戦略の一つとして、ヘアケアブランドの「TSUBAKI」の中国現地生産が上げられています。
これまで日本から輸入し販売していたTSUBAKI製品をローカライズして現地生産、ハイパーストア、ドラッグストアを中心に1万店規模で販売をスタートされる模様。

このニュースから、日本ブランドの今後のあり方が見えてくる。
「Made In Japan」から「Made By Japan」へ、日本ブランドを活かした現地生産化による、新しい現地ブランド力へ発展させる方式が見える気がする。

また、資生堂は国内化粧品事業においても、2012年4月からウェブマーケティングを強化し、新しい化粧品のビジネスモデルを構築すると発表してます。

具体的には、美容に関心が高い顧客向けに新サイト「ビューティープラットフォーム」を立ち上げ、化粧品に限らず異業種を含めたバーチャルなショッピングモール(仮想商店街)を開設するほか、有料・無料のウェブコンテンツも展開する。

現在の公式ホームページである「資生堂ウェブサイト」についても機能再編・強化する。新しい公式ホームページでは、契約店を紹介する「店舗ナビ」、電話・ウェブチャット・テレビ電話などを通じて最適な商品を選ぶための提案を行う「オンラインカウンセリング」、365日、24時間受注可能な「オンラインストア」などの機能を提供する。

これにより、資生堂の顧客組織「花椿CLUB」のメンバー数558万人(2009年度)に、ショッピングモールへの出店が見込まれる企業が持つ顧客数を合算すると、3倍から4倍規模になると想定される。






電磁波と宝飾品(ダイヤモンド)

7月 19th, 2011

2011年3月11日14時46分に起こった、東日本大震災は東北各地で甚大な傷跡を残した。宮城県の要請により、みやぎ産業振興機構にビジネスプロデューサーとして、2000年から7年間通った経緯があり、知人友人の多い被災地の復興を誰よりも祈らずにはいられない。
さて、新聞などのメディアでは地震による津波被害の報道と共に原子力発電所の崩壊による放射能の記事が大半を占めるようになってきた。この放射線(放射能)と言うものは意外と身近に存在しているにも拘らず、正しい報道が為されているとは思えない。
今回は、この放射線と宝飾品(今回はダイヤモンド)との関わりを通して、身近な存在の放射線をご紹介します。

まず、放射能、放射線、放射性物質の違いですが、「放射線」は物質を透過する力を持った光線に似たもので、アルファ(α)線、ベータ(β)線、ガンマ(γ)線、中性子線などがあります。放射線は種類によって物を通り抜ける力が違いますが、それぞれ異なる物質で遮ることができます。放射線を出す能力を「放射能」といい、この能力をもった物質のことを「放射性物質」といいます。
このことを懐中電灯に例えると、懐中電灯が放射性物質、光が放射線、光を出す能力が放射能にあたります。
もっと、くだけた説明でしますと
 放射性物質:うんこ
 放射線:うんこの臭い
 放射能:うんこが臭いを出す能力
となります(笑)

放射線とは、広い意味では全ての電磁波および粒子線のことを指します。電磁波とは、光の速さで伝わる波で私達の周りには、あらゆる波長の電磁波が存在しています。
話をうんこに戻すと(笑)、普通にクサイうんこ(α 線)、強烈な臭いのうんこ(β 線)、涙が出るほど臭いうんこ(γ 線)、気絶する程危険で猛烈な臭いのうんこ(中性子線)があり、放射線にも色々あって注意しなければいけない放射線と普通の放射線があることが理解できると思います。
放射線の種類と透過力

では、宝飾品と電磁波はどのようか関係性があるかと言えば、光(色)も電磁波の一種で、可視領域:人間の目で見える波長のものを可視光線(かしこうせん)と呼びます。この可視光線の特性を利用し、ダイヤモンドに放射線を照射して色をつけます。

JIS Z8120の定義によれば、可視光線に相当する電磁波波長の下界/上界は、それぞれおおよそ360 nm~400 nm/760 nm~830 nmであり、可視光線より波長が短くなっても長くなっても、人間の目には見ることができなくなります。
可視光線より波長の短いものを紫外線、長いものを赤外線と呼び、赤外線と紫外線を指して、不可視光線(ふかしこうせん)と呼ぶ場合もあります。


   色    波長
 V  紫   380–450 nm
 B  青   450–495 nm
 G  緑   495–570 nm
 Y  黄   570–590 nm
 O  橙   590–620 nm
 R  赤   620–750 nm
* 1 nm = 0.001 µm = 0.000001 mm
 
純粋なダイヤモンド(炭素)の結晶は無色透明です。この炭素元素がホウ素や窒素といった原子と入れ替わったり、炭素原子の列の並びがズレたりと、ダイヤモンドの結晶内が不規則になったときに、イエロー・ブルー・ピンク・オレンジのダイヤモンドが出来上がります。
この特性を利用してダイヤモンドに放射線を照射し、カラーダイヤモンドを作り上げます。
まず、1904年にイギリスの科学者・物理学者のSir William Crookes(クルックス卿)がダイヤモンドに臭化ラジウムを使用し、緑色に変化することを発見しました。しかし直接、放射能を照射するためにダイヤモンドに強い放射能が残り危険です。
現代はウラン235やプルトニウム239に低速中性子をぶつけて核分裂を引き起こし、ガンマ(γ)線と共に中性子を発生させます。このとき中性子は透過力が強いためにダイヤモンド内部まで均一に着色することが可能になります。

照射を受けたダイヤモンドは、中性子の場合は「緑色」に、より強いエネルギーを受けると「濃緑」に変化します。
電子線の場合は「青色」に着色されます。
また、この照射を受けたダイヤモンドを加熱(600℃~800℃)すると、様々な色に変化します。
(加熱時間・ダイヤモンドの材質によって色相が変わります)
このように、カラーダイヤモンドはほとんどの場合、放射線の照射によって着色されていると考えて良いと言えます。


参照:可視光線Wikipediaより

Chinese freshwater pearl prices seen rising further

7月 14th, 2011

Chinese freshwater pearl crop prices are expected to move up by a further 30 percent in the second half of 2011, freshwater pearl dealers in Hong Kong said.

Crop prices of Chinese freshwater pearls have increased continuously over the last two years. Prices today are reportedly 30 to 50 percent higher than in June 2010.

Lower Chinese freshwater pearl production, a result of fewer nucleations by pearl farmers in 2008 and 2009 in the aftermath of the global financial crisis, has undoubtedly contributed to the significant price rise. However, a more crucial factor, pearl suppliers pointed out, is the stronger demand for freshwater pearls in mainland China.

“An increasing number of jewellery shops are opening in the mainland, boosting demand for freshwater pearls,” said Tony Ngai, director of Eastern Pearl Co Ltd, a major Chinese freshwater pearl wholesaler in Hong Kong. “Some higher-end retailers in other industries also like to decorate their shops with pearls to enhance their image, and Chinese freshwater pearls are their favourites thanks to their competitive prices.”

Mr Ngai added that better-quality Chinese freshwater pearls are increasingly being used in corporate gifts in the mainland, leading to marked growth in demand for and prices of these pearls.

He also sees climbing demand for lower-quality Chinese freshwater pearls, given that a higher number of pearl suppliers in the Middle East and Nepal visit Zhuji, Zhejiang Province – a centre for Chinese freshwater pearl trading – to source lower-grade pearls.

Mid-range Chinese freshwater pearls move much more slowly than both higher-quality and lower-quality pearls.

Jewellery Net Asia (13 Jul 2011)
【要約】
中国産の淡水真珠の価格が高騰しています。
現在の取引価格は2010年6月よりも30〜50%以上の高値で推移しています。
要因として2008年と2009年に金融危機の余波での生産率の低下と中国本土の旺盛な需要拡大が挙げられます。
先ずは宝飾店舗の増加と一般小売店でも真珠の取り扱いが増えてきた。また、企業間での贈答品として真珠が愛用され拡大傾向にある。
このような高品質だけでなく普及品(低品質)も中東・ネパールでの需要が見込まれると浙江省に来るサプライヤー数から推測される。

淡水真珠


ミキモト博多真珠養殖場の真珠展示

7月 11th, 2011

3月3日のブログに掲載した九州玄界灘の相ノ島(福岡県新宮町)にある、ミキモト博多真珠養殖場にて水揚された真珠が、鳥羽市のミキモト真珠島の真珠博物館で展示されています。



毎日新聞 三重版 7月9日(土)
 鳥羽市のミキモト真珠島の真珠博物館で、玄界灘で発見された天然アコヤガイを使って生産した直径11ミリの大粒で高品質の真珠の展示が始まった。従来は不向きと考えられていた外洋性の漁場で養殖しており、真珠養殖の新たな可能性として注目されている。
 同島によると、00年に玄界灘の相島(あいのしま)で福岡県水産海洋センターが天然アコヤガイを発見、01年にミキモト真珠研究所と九州大が共同で養殖試験を行い、真珠養殖に適した大型の母貝に育つことなどが分かった。さらに外海は感染症や赤潮の恐れがなく、養殖期間の長い高品質の大粒真珠が生産できることが判明し、相島に07年、真珠養殖場が開設された。
 通常行われている内海の養殖真珠は最大級で10ミリだが、展示の真珠は11ミリもあり、真珠層も内海の0・5ミリをはるかに上回る2・5ミリを形成している。現在はまだ研究段階で、養殖の実用化には開発すべき技術も数多いという。【林一茂】
〔三重版〕

3月3日のブログ記事 http://www.pearl.ne.jp/blog/?p=328
ミキモト真珠島 http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp/